2021/10/30

国民年金保険料の法定免除について

こんにちは!
社労士の菅です。
 
2級以上の障害年金を受給されている方は、国民年金保険料が全額免除となります。
これを「法定免除」といい、保険料を半額支払ったものとみなされ、将来受け取る可能性のある老齢基礎年金額に反映されます。
 
国民年金保険料は、全額支払えば月額16,610円 (令和3年度) となりますので、就労が難しい状況下においては非常に有難い制度です。
 
ただ、逆に言えば半額しか支払っていないことになるため、その分、将来受け取る可能性のある老齢基礎年金が減額されることになります (多くの場合、障害年金は有期認定で数年ごとに更新があります。障害の程度が改善した場合、障害年金は支給停止となる可能性があります。そうなりますと、障害年金を受給していない方と同じように、原則として65歳から老齢基礎年金を受給することができます) 。そのため、将来に備え保険料を全額納付することもできますし、10年以内であれば追納することもできます。
 
障害の程度に改善の可能性がある場合には、保険料を納付することがベストですが、現実的には経済面で厳しいケースの方が多いと感じます。ただし、デメリットを考えますと、将来的に社会復帰をされるなど、経済面で余裕が生まれた場合には追納を検討していただきたいところです。
 
※ 障害年金を遡及請求した場合
障害年金を遡及請求した場合、5年以上前の障害年金は時効により受給することができなくなります。しかしながら、法定免除については10年前まで遡及することができますので、納付済みの国民年金保険料は還付されますが、そのまま納付扱いとすることもできます。

 
大阪障害年金支援センター
TEL  06-6654-6749 (受付時間:月~土 10:00~19:00)
メールフォームはこちらをクリックしてください。(24時間受付中)